古民家再生物語
#01

再生プロジェクト着工前、清め祓い

野間氏が所有していた築400年の古民家

野間の大けやきを西へ100メートル先にある古民家。関ヶ原の戦いの後に移築したと言われる茅葺の家は築400年と言われています。当時この地を掌握していた野間氏一族(能勢氏、余野氏と共に能勢三惣領の一つ)の所有だったらしく、建物内の柱や梁はとても立派です。しかし長年にわたって適切な管理がされておらず、荒れ放題になっていました。2015年に兵庫県川西市の坂井建築事務所がこの家を取得し、「なつかしさの杜」と名付けられた、改修プロジェクトがはじまりました。

内部は想像以上に荒れていた。

何年も掃除をしていなかったため、埃が層のように堆積していました。
壁も煤と汚れで真っ黒。障子は破れて向こう側が見えている状態。中に入った職人さん達もびっくりでした。

まずは清め祓い

改修工事に先立って、清め祓いが行われました。「これからは私たちがこの土地と建物のパートナーです。よろしくお願い申し上げます。」…と、坂井建築事務所のみなさん。

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