野間城は能勢三城の一つで、仁安三年(1168)、多田源氏の租・源満仲の後裔である野間高頼が築城。野間氏は、摂津能勢地方において同族の能勢氏、余野氏と共に能勢三惣領の一つとされる。山頂部に主郭があり、主郭の裏手には大堀切がある。主郭の一角に白髪大神を祀る神社が建立されている。